ピラティスは負傷した戦士の為に作られたエクサイサイズなので怪我をして身体の特定領域が動かくなくてもできます。
ですから、リハビリの為に理学療法士や作業療法士の方も積極的にピラティスを取り入れています。
高齢者、特に60代・70代以上の人にもおススメするのは身体の機能低下をカバーしながらエクササイズを行うことができるからです。
この記事でわかること
・ピラティスが60代、70代以上の高齢者におススメな理由は身体への負担が少ないエクササイズであるから
ピラティスが60代、70代以上の高齢者におススメな理由とは?
60代にもなると運動が良いといいのはわかっていても、体力・筋力の衰えにより始められない、続かないことが多いですよね。
実際に私は40代ですが年々身体が衰えていることを感じてピラティススタジオに駆け込みました。
日ごろ、運動不足の人は40代であっても60代の方と同じぐらいの体力や筋力の方もいますので、思い当たる方は読み進めていってください。
高齢者におススメの運動と言えば、ゆっくり歩く散歩や少し速い歩きで行うウォーキング、ラジオ体操、ゲートボールなどが一般的でしょうか。
近所では私は太極拳を行っているご高齢の方を見かけますが素晴らしい体幹を持っていらっしゃいますね!
きっと長く続けていらっしゃるんだと思います。
運動をこれまでやってきた高齢者の方は、自分の身体をよく知って使いこなしているんだろうなという気がしますが、これまで運動をそんなにやってきたことのない高齢者はどこから始めてよいのか途方にくれますよね・・・
そして、間違ったストレッチやエクササイズで違う痛みを引き起こす可能性があるので安全面でも注意が必要です。
高齢者は筋肉や体力だけでなく内臓機能なども低下しているので過度なストレッチが逆効果になる場合が多いからです。
そうならないためにもストレッチやエクササイズなど行う際は自分でやるのではなく、必ず専門家の下で行いましょう。
ピラティスが高齢者におススメな理由は身体への負担が軽いエクササイズだから
ピラティスが高齢者におススメな理由は身体への負担が軽いエクササイズだからです。
高齢者が一度、骨折するとそのまま寝たきりの生活になってしまうことが多いのは筋力が弱っているので、骨折が良くなったとしても過度なリハビリに耐えられないことが原因です。
ですがピラティスは、既に身体に不調がある人・怪我をしている人にとってはベッドの上で行えますし、座れる方は椅子に座ったまま行うことができます。
比較的に楽に負担なく行っていくので高齢者にとって最適なエクササイズなんです。
ピラティスでインナーマッスルを鍛えて、身体が楽に動かせるようになると、筋力もついてくるのでそれから体力をつけるような有酸素運動をやっていくとよいですね。
まずは、運動を始めようと思ったらピラティスから始めるのがおススメです。
さて、高齢者にピラティスをおススメするもう一つの理由は、「認知症にも効果がある」ということです!
ピラティスは認知症にも効果がある!?
ピラティスは高齢者にとって身体的に楽に鍛えることができる上に、脳内の機能が活性化されることもわかってきました。
近年、認知症患者にインナーマッスルを鍛えるエクササイズを1回30分、週2回のペースで3ヶ月続けたところ、そのうち6名が以前よりも認知症テストの点数が上がったという成果が報告されたのです。
この結果だけでははっきりと「認知症を予防する」とは言えませんが確実に言えることはインナーマッスルを鍛えることで脳に良い影響を与えるということです。
ピラティスは自分の頭で考えながら身体の隅々に神経を行き届かせながら行うエクササイズです。

脳に良い効果をもたらすのは納得がいきます!
まとめ
・高齢者がストレッチやエクササイズを行う際は安全面を重視し専門家のもとで行いましょう
・ピラティスはベッドに寝たまま、椅子に座ったまま行えるエクササイズなので高齢者でも楽にできる。
・認知症に効果があると言えるのはピラティスのエクササイズそのものが脳に良い影響を与えるため
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